フジテレビの取締役相談役として君臨し続ける「フジの天皇」と称される日枝久(ひえだ ひさし)氏。
その長きにわたる権力の源泉と、フジテレビ内部に潜む「3大タブー」の実態が、今、明らかになりつつあります。
2024年12月に表面化し、2025年に影響が甚大になったいわゆる「フジテレビ不適切接待疑惑問題」に対し、フジテレビ「天皇」日枝久氏の沈黙はなぜ?フジテレビの3大タブーが織りなす権力の闇を調査しまとめてみましたのでご覧ください。
「フジの天皇」日枝久の権力はいかにして築かれたか
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●日枝久氏は1961年にフジテレビジョンに入社し、1988年に社長に就任。
・その後、組織変更などに伴う役職を経たのち2017年に、フジ・メディア・ホールディングス代表取締役会長兼CEO、フジテレビジョン代表取締役会長兼CEOを退き、両社の取締役相談役に就任。
彼の権力の源泉は、長年にわたる人脈形成と、視聴率至上主義の経営手腕にあると思われます。
・1980年代から90年代にかけて、「笑っていいとも!」や「とんねるずのみなさんのおかげです」など、数々のヒット番組を生み出し、フジテレビを視聴率三冠王の座に導きました。
この成功により、社内での影響力を強固なものとし、「フジの天皇」と呼ばれるほどの絶対的な権力を築き上げたのです。
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長年の日枝さんの影響か、誰も「天皇」のご意向には反対できないという組織になってしまったのでは!
三大タブー
フジテレビ本社ビル
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●フジテレビの三大タブーについては、なんなのか?いろいろ取りざたされています。
次にまとめてみました。
社内クーデター:創業家追放の舞台裏
◆1992年、フジテレビは大きな転換点を迎えます。
日枝氏を中心とするグループが、当時の社長であった鹿内宏明氏(創業者の息子)を解任するという「社内クーデター」を起こしたのです。
この出来事は、創業家の追放という衝撃的な結果をもたらしました。
日枝氏はこの動きの中心人物とされ、これにより実質的な経営権を掌握。
以後、フジテレビの経営方針は日枝氏の意向が強く反映されるようになりました。
この「社内クーデター」は、日枝氏の権力基盤を決定的なものにした重要な転換点だったと言えるでしょう。
とんねるずとの蜜月関係
◆フジテレビと言えば、とんねるずの存在は切っても切り離せません。
しかし、彼らの番組が低視聴率でも特別扱いで継続されていたことが、社内外で物議を醸しています。
この破格の待遇の背景には、日枝氏との強い結びつきがあったとされています。
視聴率至上主義を掲げる日枝氏が、なぜとんねるずにこれほどの特別扱いを与えたのか。
この謎は、フジテレビの意思決定プロセスの不透明さを象徴しています。
女子アナ採用の闇:「日枝好み」と囁かれる人事の実態
◆フジテレビの女子アナウンサー採用をめぐっては、長年「日枝好み」という言葉が囁かれてきました。
・実際、毎年正月明けに日枝氏が新人女子アナを引き連れて社内を練り歩く光景が目撃されていたといいます。
さらに、一部の女子アナがスポンサー企業の接待役を担っていたという噂も絶えません。
こうした状況は、メディア企業としての公平性や透明性に疑問を投げかけるものであり、フジテレビの組織文化に深刻な影響を与えている可能性があります。
沈黙の理由
◆日枝氏が長年にわたり築き上げてきた権力構造は、フジテレビに深刻な組織的課題をもたらしています。
創業家追放、とんねるずとの蜜月関係、女子アナ採用の不透明さという3大タブーは、いずれも権力の集中と意思決定プロセスの不透明さを示唆しています。
・2024年12月に表面化し、2025年に影響が甚大になったいわゆる「フジテレビ不適切接待疑惑問題」に対し、1月27日の会見に労働組合が参加を求めていたにもかかわらず、日枝氏が会見に参加しなかったため様々な方面から批判を受けていました。
・沈黙を守り続けている背景には、これらの問題に対する説明責任を回避したい思惑があるのではないでしょうか。
この沈黙は、フジテレビの組織としての健全性に疑問を投げかけるものとなっています。
メディア界の闇
◆日枝氏の影響力は、フジテレビ一社にとどまらず、日本のメディア界全体に及んでいます。
彼の経営手法や人事政策は、他の放送局にも少なからぬ影響を与えてきました。
しかし、その一方で、メディアの公平性や透明性、そして放送倫理のあり方に疑問を投げかける声も少なくありません。
日枝氏の権力構造が浮き彫りにする問題は、日本のメディア界全体が抱える構造的な課題を映し出しているとも言えそうです。
今後、メディアの健全性と信頼性を維持するためには、こうした権力構造を見直し、より透明性の高い組織運営が求められます。
フジテレビ「天皇」日枝久の沈黙はなぜ?3大タブーが織りなす権力の闇を調査!まとめ
いかがでしたでしょうか?
フジテレビ「天皇」日枝久氏の沈黙はなぜ?3大タブーが織りなす権力の闇ということで調査しました。
いわゆる「フジテレビ不適切接待疑惑問題」に関しては不確実な情報に基づき憶測が飛び交うという状況が続いています。
今後のメディアの健全性と信頼性を維持するためにも日枝久氏の表舞台での発言が期待されます!
ご覧いただき有難うございました。
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