昭和を代表する歌手で俳優として活躍した「いしだあゆみ」さんが、2025年3月11日に76歳で亡くなられました。
『ブルー・ライト・ヨコハマ』の大ヒットや数々の映画・ドラマへの出演で知られるいしださん。
その波乱に満ちた人生と輝かしいキャリアを振り返り、いしだあゆみさんのヒット曲は『ブルー・ライト・ヨコハマ』、歌手・女優としてのプロフィールを徹底調査しました。
最後までご覧ください!
いしだあゆみのヒット曲は『ブルー・ライト・ヨコハマ』
今日の徹子の部屋は予定を変更していしだあゆみさんの緊急追悼番組に。🥹#テレビ朝日#徹子の部屋#いしだあゆみ pic.twitter.com/1UdnPEuTCv
— Ryota (@kimryo108) March 18, 2025
『ブルー・ライト・ヨコハマ』が生んだ歌手としての成功
●1968年12月25日に発売された『ブルー・ライト・ヨコハマ』は、いしだあゆみさんの26作目のシングルであり、彼女を一躍スターダムに押し上げた代表曲です。
・この楽曲は累計150万枚以上を売り上げ、ミリオンセラーを達成。さらに、オリコン週間シングルランキングで9週連続1位を記録し、1969年の年間チャートでも第3位にランクインするなど、当時の音楽シーンを席巻しました。
楽曲の背景と影響
●『ブルー・ライト・ヨコハマ』は作詞家・橋本淳と作曲家・筒美京平による作品です。
橋本氏は横浜市中区山手にある「港の見える丘公園」から見える工業地帯の夜景と、フランス・カンヌの夜景を重ね合わせ、この詩を作り上げたそうです。
一方、筒美京平氏にとっても、この曲は初めてオリコン週間1位を獲得した記念すべき楽曲であり、第11回日本レコード大賞で作曲賞を受賞しています。
●この楽曲は横浜市を象徴するご当地ソングとしても知られ、2008年からは京急本線横浜駅の接近メロディとして使用されています。また、『第20回NHK紅白歌合戦』ではこの曲でいしださんが初出場を果たし、その後も紅白で3回披露されるなど、日本歌謡界における不朽の名作となりました。
『ブルー・ライト・ヨコハマ』のエピソード
↓作詞した橋本淳氏のコメント
「当時の横浜の海は灯(あか)りがなく真っ暗だった。遠くに川崎の工業地帯の灯りが青く光っていたので、そんな詞を書いた。フランス・カンヌの夜景に重ね合わせたという。公衆電話に10円玉を積んで、スタジオにいる京平くんに電話して伝えたら“ブルー・ライト・カワサキよりもヨコハマの方が良くないですか?”と言われて変えた」と裏話を披露。
引用元:スポニチアネックス
・また、日本ではもちろん、韓国でも違法ながら広く知られた楽曲となり、「韓国人が最もよく知る日本の歌」として紹介されるほど影響力を持ちました。K-POPアーティストにも影響を与えたとされ、その文化的な波及効果は計り知れません。
歌手としてのプロフィール
●いしだあゆみさんは、1948年3月26日に長崎県佐世保市で生まれ、大阪府池田市で育ちました。フィギュアスケート選手として活躍していたところをスカウトされ、1964年にビクターから歌手デビュー。
当初はタレント活動が中心でしたが、1968年にコロムビアへ移籍し、歌手活動に専念することを決意します。
コロムビア時代の成功
●コロムビア移籍後、橋本淳・筒美京平コンビによる楽曲「太陽は泣いている」がスマッシュヒットを記録。同年12月には代表曲『ブルー・ライト・ヨコハマ』をリリースし、100万枚以上の売り上げを達成。この曲は彼女の歌手としてのイメージを確立し、日本歌謡界における不朽の名作となりました。
活動実績
●いしださんは1980年まで約12年間コロムビアに在籍し、31枚のシングルと約10枚のアルバム(ベスト盤を除く)をリリースしています。また、NHK紅白歌合戦には10回出場するなど、歌手としても十分な実績を残しています。
【主な楽曲】
以下は代表的な楽曲です:
・「ブルー・ライト・ヨコハマ」
・「太陽は泣いている」
・「あなたならどうする」
・「バイ・バイ・ジェット」など
いしだあゆみの俳優としてのプロフィール
●いしだあゆみさんは、歌手としての成功に加えて、俳優としても輝かしい経歴を築きました。日本アカデミー賞での受賞歴を中心に、その軌跡を辿ります。
俳優としての挑戦と栄光:日本アカデミー賞受賞の軌跡
日本アカデミー賞での功績
初期の評価
・1978年、いしださんは『青春の門 自立篇』で第1回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞し、俳優としての才能を認められました。
主演女優としての飛躍
・1983年、『野獣刑事』と『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』の2作品で第6回日本アカデミー賞優秀主演女優賞にノミネートされ、演技力が高く評価されました。
最高峰の栄誉
・1986年の『火宅の人』と『時計 Adieu l’Hiver』での演技が高く評価され、第10回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞しました。これは彼女の俳優としてのキャリアにおける最大の栄誉でした。
継続的な評価
・1997年には『学校II』で第20回日本アカデミー賞優秀主演女優賞にノミネートされ、長年にわたり実力派女優として認められ続けました。
その他の映画賞での評価
・日本アカデミー賞以外にも、いしださんは数々の映画賞を受賞しています。
1986年:第11回報知映画賞主演女優賞(『火宅の人』、『時計 Adieu l’Hiver』)
1987年:第29回ブルーリボン賞主演女優賞(『火宅の人』、『時計 Adieu l’Hiver』)
1987年:第41回毎日映画コンクール女優主演賞(『火宅の人』、『時計 Adieu l’Hiver』)
・これらの受賞歴は、いしだあゆみさんが歌手としてだけでなく、俳優としても日本映画界で重要な位置を占めていたことを示しています。彼女の多彩な才能と演技力は、長年にわたり高く評価され続け、日本の芸能界に大きな足跡を残しました。
晩年の活動と旭日小綬章受章の背景
晩年の活動
●2020年代に入ってからは、体調を考慮して公の場での活動は減少しましたが、いしださんは音楽への情熱を持ち続けていました。舞台裏での活動として、音楽制作や若手アーティストの支援などを続けていたとされています。
●2024年に公開された映画『室井慎次 敗れざる者』と『室井慎次 生きる続ける者』が、いしださんの最後の出演作品となりました。これらの作品で、いしださんは柳葉敏郎さん演じる室井の故郷・秋田にある商店の店主・市毛きぬを好演しています。
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— 『室井慎次 敗れざる者』『室井慎次 生き続ける者』公式 (@odoru_movief) October 4, 2024
市毛きぬ/#いしだあゆみ
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室井の故郷・秋田にある
市毛商店の店主
🎬#室井慎次
敗れざる者 10.11 生き続ける者 11.15#踊るプロジェクト #odoru pic.twitter.com/pRh3hE0LDm
旭日小綬章受章
●2021年4月29日、いしだあゆみさんは春の叙勲で旭日小綬章を受章しました。この受章は、いしださんの長年にわたる芸能活動への功績が認められたものです。
いしださんは歌手としてデビューし、数々の歌謡曲で人気を博した後、俳優業に活動の軸を移してからも多くの作品で功績を残しました。代表曲「ブルー・ライト・ヨコハマ」(1968年)をはじめ、歌手としての活躍、そして俳優としての多彩な演技が評価されての受章となりました。
この受章は、いしださんの芸能界における長年の貢献と、日本の文化・芸術への影響力が公に認められた証といえるでしょう。
いしだあゆみさんへの思い出と追悼の声
●いしだあゆみさんの訃報を受け、多くのファンや芸能人が追悼の声を上げています。以下は、いしださんへの思い出や追悼の声の一部です。
小川知子さんの追悼コメント
・女優の小川知子さんは、いしだあゆみさんを「無二の親友」として追悼しています。小川さんは、16歳の時に初めて出会い、以来長年にわたり親交を深めていました。いしださんが亡くなった際、突然のニュースに驚き、多くの思い出を振り返りました。
清水美砂さんの追悼コメント
・清水美砂さんは、1989年のNHK連続テレビ小説「青春家族」でいしださんとダブルヒロインを務めました。清水さんは、いしださんを「尊敬を通り越し母の様な存在」として追悼しています。清水は、いしださんとの共演を「安らぎと温かさを感じた」と振り返り、思い出を胸に秘めていると述べています。
デーブ・スペクターさんの追悼コメント
・テレビプロデューサー・タレントのデーブ・スペクターさんは、いしだあゆみさんとの思い出をツイッターで回顧しました。デーブさんは、いしださんが「歌手としても俳優としても一流で、素晴らしい司会者でもあった」と評価し、NHK『ときめき夢サウンド』での共演を大切な思い出として挙げています。
和田アキ子さんの追悼コメント
・歌手の和田アキ子さんは、いしだあゆみさんを「デビュー当時に本当に世話になりました」と追悼しています。和田さんは、先輩にいじめられていた際にいしださんが守ってくれたことを感謝し、同じ大阪出身ということもあり、相談相手として親しくしていたと述べています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
いしだあゆみさんは、『ブルー・ライト・ヨコハマ』で一世を風靡した歌手としてだけでなく、日本アカデミー賞を受賞した実力派俳優としても、昭和から平成、令和にかけて日本の芸能界を代表する存在でした。
いしだあゆみさんの訃報を受け、多くのファンや芸能人が追悼の声を上げています。
いしだあゆみさんの広い人脈と人柄がしのばれます。
ご冥福をお祈りいたします。
ご覧いただき有難うございました。
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