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倍賞千恵子の若い頃と現在のプロフィールは?映画「男はつらいよ」さくら役など代表作と歌唱力の秘密を探る!

日本映画界を代表する女優の倍賞千恵子さん。

映画「男はつらいよ」のさくら役で国民的な人気を誇り、近年ではジブリ映画「ハウルの動く城」でもその存在感を発揮しています。

倍賞さんは歌手としても「下町の太陽」など数々の名曲と高い歌唱力で多くの人を魅了してきました。


本記事では倍賞千恵子さんの若い頃と現在のプロフィールをまとめ、映画「男はつらいよ」さくら役など代表作と歌唱力の秘密を探りましたのでご覧ください。

目次
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倍賞千恵子のプロフィール|若い頃と現在

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出典:YAHOOニュース

倍賞千恵子さんの若い頃のプロフィール

💓1941年6月29日東京都豊島区西巣鴨(現・北区滝野川)生まれ。

・幼少期から歌が得意で、小学校5年生の時にNHK「のど自慢」に出演し、みすず児童合唱団にスカウトされる。

・13歳で「ひばりの赤ちゃん」で歌手デビュー。

・北区立紅葉中学校卒業後、松竹音楽舞踊学校へ進学し、1957年に入学、1960年に首席で卒業。

 同年、松竹歌劇団(SKD)13期生として入団し、舞台で活躍。

1961年、松竹映画『斑女(まだらおんな)』で映画デビュー

1962年、映画『下町の太陽』の主題歌で歌手デビューし、第4回日本レコード大賞新人賞を受賞。

1969年から映画『男はつらいよ』シリーズの“さくら”役で国民的女優に。

現在のプロフィールと活動

💓倍賞さんは現在83歳、女優・歌手として第一線で活躍中です!

2004年にはスタジオジブリ『ハウルの動く城』で主人公ソフィー役の声優を担当し、幅広い世代に再評価。
2022年には映画『PLAN 75』で主演を務め、2023年に第46回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞(81歳での受賞は史上最年長)。

・受賞歴も豊富で、紫綬褒章(2005年)、旭日小綬章(2013年)など数々の栄誉を受けています。

現在も映画・テレビ・舞台・コンサート・講演活動など多方面で活躍中です。社会貢献活動にも積極的に取り組み、今もなお日本を代表する女優・歌手として高い評価をうけています。

家族

・妹は女優の倍賞美津子さん、夫は作曲家の小六禮次郎さんです。

代表作|映画「男はつらいよ」さくら役

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「男はつらいよ」渥美清さんと倍賞千恵子さん出典CINEMA CLASSICS

💓倍賞千恵子さんは、1969年公開の第1作から映画『男はつらいよ』シリーズで主人公・車寅次郎(渥美清)の妹「さくら」役を演じ続け、全50作に出演しました。
・この役柄は、倍賞千恵子さんにとって特別な存在であり、彼女自身も「私が出演した映画177本のうちの約3分の1ですから特別な作品」と語っています。

「私はいつも、『男はつらいよ』のクランクイン前に、鏡の前で“さくらにな~れ、さくらにな~れ”って、自分に言い聞かせるんです。それは毎回の恒例でした。馬鹿げているかもしれないけど、前作で着ていた衣裳や前掛けを身につけた後に、鏡に向かって“さくらにな~れ”ってやることで、自己暗示をかけていたのかもしれないですね。そうして段々とさくらさんになるんです」
引用元:CINEMA CLASSICS

寅さん役の渥美清さんとの共演を通じて、役者としてだけでなく「人としてどう生きるか」を学んだとも述べています。
・渥美清の謙虚さや人を思いやる姿勢は、倍賞にとって大きな財産となりました。

・シリーズの終盤、渥美清が亡くなった後は「さくらさん」と呼ばれることが辛い時期もあったものの、時間の経過とともにその呼び名を誇りに感じるようになり、今ではファンから「さくらさん」と呼ばれることが嬉しいと笑顔で語っています。

正直に言うと、町で知らない人から「さくらちゃん」と声をかけられることを重荷に感じた時期がありました。渥美さんに話したら、「生意気言うんじゃない!」と怒られて……「役者が役名で呼ばれるのは名誉なことなんだぞ」と。本当にそうだなと反省しました。
引用元:NEWSポストセブン

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ジブリ映画「ハウルの動く城」

💓倍賞千恵子さんは、2004年公開のスタジオジブリ映画『ハウルの動く城』で主人公ソフィーの声を担当しました。
・ソフィーは18歳の少女から90歳の老婆まで、年齢と心の変化を行き来する難しい役柄ですが、倍賞千恵子はその全てを一人で演じ分けています。

当時63歳だった倍賞さんは、少女の繊細さから老女の深みまで、声だけで見事に表現。
・少女時代のソフィーの純粋さや、呪いによって老婆となった後の包容力やユーモア、大人の余裕といった多面的な魅力を、倍賞さんならではの温かみのある声で体現しました。
・この演技は、従来の「おばあさん」像にとらわれない、自由で芯のある女性像として多くの観客に新鮮な印象を与えています。

●さらに、主題歌「世界の約束」も倍賞さんが担当し、映画の世界観をより豊かに彩りました。
長年の女優・歌手としての経験が、ソフィーというキャラクターに深みと説得力を与え、ジブリ作品の中でも特に印象的なヒロイン像を築き上げています。

最近の話題作|映画『PLAN 75』

映画『PLAN 75』は、2022年に公開された倍賞千恵子主演の社会派ドラマです。
・物語の舞台は、少子高齢化が深刻化した近未来の日本。
・国は75歳以上の高齢者に自ら生死を選ぶ権利を保障し、支援する制度「プラン75」を施行する。

・主人公・角谷ミチ(倍賞千恵子)は78歳の未亡人。長年ホテルの清掃員として慎ましく一人暮らしをしていましたが、高齢を理由に職を失い、住まいも危うくなります。
追い詰められたミチは、やがて「プラン75」への申請を真剣に考え始めることに!

・本作は、制度導入の是非を単純に問うのではなく、「もしも社会にこのような制度が根付いたらどうなるのか」という重い現実を、登場人物たちの視点を通して描いています。
高齢者の尊厳や生きる意味、社会のあり方を問いかける内容は、現代日本の超高齢化社会に鋭く切り込んだものとして大きな話題を呼びました。

★倍賞千恵子さんは本作で9年ぶりの映画主演を果たし、第46回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞するなど、その演技が高く評価されています。また、『PLAN 75』はカンヌ国際映画祭でも特別表彰を受け、国際的にも注目された作品です。

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歌手としての倍賞千恵子|歌唱力の秘密

歌唱力の秘密

💓倍賞千恵子さんは、女優としてだけでなく歌手としても高い評価を受けています。
・その歌声の最大の特徴は、透明感と柔らかさそして豊かな表現力にあります。特に地声の美しさは「1千万人に一人」とも評され、年齢を重ねてもその声の魅力を保ち続けている点が驚異的です

・また、倍賞千恵子さんのファルセット(裏声)は力強く美しく、伸びやかで、地声との切り替えが非常に自然です。
・地声とファルセットの境目が分からないほど滑らかに使い分ける技術は、歌手として大きな強み。

・さらに、日本語の発音が非常に美しく、歌詞の一つ一つを大切に表現する姿勢も高く評価されています。どんな曲でも素直で丁寧な歌い方を貫き、聴く人の心にまっすぐ届く歌声です。

代表的な名曲

💓倍賞千恵子さんの代表曲には、以下のような名曲があります。

  • 下町の太陽(1962年):デビュー曲であり、映画『下町の太陽』の主題歌。明るく親しみやすいメロディが印象的。
  • さよならはダンスの後に(1965年):情感豊かなバラードで、多くのファンに愛されています。
  • 世界の約束(2004年):ジブリ映画『ハウルの動く城』の主題歌。年齢を重ねた倍賞の歌声が作品の世界観を彩りました。

倍賞千恵子さんの歌は、時代や世代を超えて多くの人々の心に残り続けています。その歌唱力と表現力は、まさに日本を代表する歌手のひとりといえるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

倍賞千恵子さんは、若い頃から現在まで映画・音楽・アニメの声優と多彩な分野で活躍し続けています。

国民的女優としての歩みや、変わらぬ歌唱力、そして新たな挑戦を続ける姿は、多くの人に感動と希望を与えています。
今後のさらなる活躍にも注目です!

ご覧いただき有難うございました。

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